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女王蜂のなぞ解明  [美容]

女王蜂のなぞ解明 

ミツバチ:女王へ変身のたんぱく質発見 富山県立大講師

ミツバチのうち、働き蜂が分泌するローヤルゼリーに含まれるたんぱく質「ロイヤラクチン」を摂取した幼虫が女王蜂に成長することを、富山県立大の鎌倉昌樹講師(40)が初めて発見した。英科学誌「ネイチャー」電子版に25日、掲載される。ミツバチの群れが突然、大量にいなくなる「蜂群崩壊症候群」の原因究明や、ミツバチを安定供給する飼育法の開発が期待される。

 ミツバチには、女王蜂と働き蜂の2種類がいて、群れの中に1匹だけいる女王蜂の方が1.5倍大きく寿命は20倍。1日に約2000個の卵を産む。

 これまで、幼虫の時にローヤルゼリーを摂取すると女王蜂に分化することは解明されていたが、どの成分が女王蜂に成長させるのかは未解明だった。

 鎌倉講師が、幼虫に新鮮なローヤルゼリーと、40度で30日間保存した古いものを与えたところ、新鮮なものを摂取した方が女王蜂に成長した。さらに新鮮なローヤルゼリーに含まれる複数のたんぱく質を抽出、投与して比べた結果、「ロイヤラクチン」が体を大きくさせ、女王蜂に成長させる因子であることを発見した。

 また、ロイヤラクチンをショウジョウバエに投与すると、女王蜂と同じように体の成長や産卵数、寿命の増加がみられ、種を超えて作用する因子であることも判明した。【岩嶋悟】



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